小林よしのり、この度し難い人物

新年明けましておめでとうございます。もっとも私には新年やクリスマスを祝うという発想がからきしありません。日本人てクリスマスや年末年始や何かになると無宗教な人でもワーワー騒ぐんですよね。マスコミやこの手の行事で荒稼ぎしてやろうという企業に踊らされてるんだか何だかしりませんけど。さて話題は記事のタイトルに選んだこの人物です。私はこの人嫌いですね。90年代に初期ゴーマニズム宣言をSPA!という雑誌に連載していたころは夢中になって単行本出ると真っ先に夢中になって読んだものですし。雑誌掲載時に読むことさえありました。98年に出た戦争論という漫画は、トンデモ本あつかいされたり、否定的な評価を下す人もいたりして物議を大いにかもしました。でも私は普通に読んでいました。「ああ、こういう考え方の人もいるのか」ってその程度だったと思います。その次あたりに出した台湾論はよかったですね。台湾というと国共内戦で負けた蒋介石が逃げ場所にした離れ小島というイメージしかありませんでしたから。それが何やらえらい親日国で面白いところらしいということをこの本で知りました。李登輝さんとの対談本も面白かったですし。でもイラク戦争のあたりからこの人は作家としても人間としても浅はかな人に成り果てたと思います。新しい歴史教科書をつくる会の、この人は理事でしたが、それをこの人はやめました。辞めること自体、何ら悪いことではありません。でもつくる会で同士だった西尾幹二氏や藤岡信勝氏を「アメポチ」とか「アホバカ腰抜けビョーキ親米保守」とか口汚くののしったのが嫌なんです。確かに西尾氏や藤岡氏にはその言動を見ているとアメポチとか腰抜け保守とか言われても仕方がないところはあるかと思います。でもここまで口汚く言わなくてもいいだろうアンタだって大人なんだからというのが私の率直な感想です。評論家で民俗学者の大月隆寛氏は、小林氏と西尾氏や藤岡氏の争いを「つくる会の内ゲバ」と評しましたが、言いえて妙というべきでしょう。同じ保守系論客でも井沢元彦氏は小林氏よりずっと大人ですよ。自分はつくる会の会員ではあるが、その主張に完全に賛同しているわけではない。完全に賛同しているなら教科書の執筆者に加えてもらっているだろうと書いていますし。どうもうまく言えなくてもどかしいのですが、小林氏には、「自分と完全に同意見でないものはクズ。自分と同意見のものしか認めない」という独善性や自己中心性があるような気がしてならないのですね。それじゃ彼が大嫌いなはずの中国政府と同じじゃないですか。小泉・安倍(第一次安倍内閣)・麻生政権の時にマスゴミは格差社会だの下流社会だのネットカフェ難民だのと大騒ぎしましたが、小林氏はゴー宣でネカフェ難民がかわいそうで何やら彼らは痛みを切り捨てる小泉改革の犠牲者であるみたいなことを書いていました。彼らのどこがかわいそうなのでしょうか?私にはさっぱりわかりません。ネカフェ難民なんて大半はあまちゃんだったと思いますよ。今の時代にスキルを身に着けようといった努力もせず、困ったら国や社会に助けてちょうだい。年を越す場所もありません。ねぇなんとかしてちょうだい。そういう人たちでしょう?年を越す場所がない?年明けまで泊めてくれる親戚や兄弟や友達もいないのかね?それでこれに乗じて派遣村なんてものを立ち上げて村長とやらになり、6千万円稼いだ大馬鹿者もいました。「このお金は何に使うのですか?」と訊かれると「次に弱者救済・反貧困運動のために使います」で済ませられるんですからいい商売ですね。この村長とやらのお仲間に雨宮とかいう馬鹿な女がいて「麻生を倒せ」なんて喚いていました。でもさー、ポケットマネーで高級バーに行って飲み食いしている麻生さんが悪なら、毎月ママから1500万もらっていた鳩山さんはどうなるんですか?この雨宮某のことも小林氏は「同調できるところもある」みたいなことを書いていたのですよ。雨宮某のこと苦労人とかいう人もいますが、苦労人でもなんでもない。月収10万の時に家賃7万の家に住み、親からの仕送りで食っていた人物じゃないですか。そして小林氏は戦争論の頃に、あるいは台湾論の頃に自分を応援してくれた読者に「保守オヤジ」「保守オタク」などというレッテル貼りまでしました。これじゃ嫌われて当然だわー。最近は「安倍・橋下・石原からは戦前のにおいがする」なんて言っておりますが、「お前が言うな」としか言いようがありません。唐沢俊一という人物がいます。あのB級雑学の先生ですね。彼は若いころ左翼だったのだそうです。誰もかれもが左翼で反体制なのが当たり前っていう時代だったのではないでしょうか、彼が青年だった時代は。70年代のことですが、中山千夏という女優兼タレントが参議院議員になったが「自分がこんなにいいことを主張しているのに誰も同調してくれない」という甘ったれたことをTVで言っていたのだそうです。唐沢さんはそれを聞いて自分が今まで持っていた思想を捨てたとどこかで書いていましたね。私も小林よしのり氏のほとんど統合失調症のようなジコチューぶりと支離滅裂ぶりにもうゲンナリしましたので、ミレニアムの時代あたりから、つい最近まで持ち続けてきた思想を(どんな思想なのかはいちいち書きませんが)を捨てることになりそうです。

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